アバナ(ステンドラ)ってあまり聞いたことがないED治療薬という人も多いと思います。日本だけではなくて世界でやはり名前が知られているED治療薬といえばバイアグラ、レビトラ、シアリスですよね。
この三つは三大ED治療薬といわれており、第1世代のバイアグラも今もなお現役で使う人も多いですし、第3世代のED治療薬といわれているシアリスは世界シェア率が40%を超え幅広い人から愛用されている薬です。
とはいえ医療の分野は毎日のように進化を続けており、新しい薬と言うのは沢山出てきています。
ED治療薬の世界も当然新しい薬が誕生しており、今最も新しいED治療薬であり、第4世代とも次世代の薬とも言われているのがアバナ(ステンドラ)です。
アバナ(ステンドラ)
ステンドラはアメリカにある製薬会社、ヴィヴス社(VIVUS)よって製造販売となった薬剤で2012年4月に発売されている最も新しいED治療薬です。有効成分はアバナフィル(Avanafil)で錠剤タイプです。
性行為の30分前に服用し、個人差がありますが、最短で服用後10分ほどで効果が現れるという即効性を売りにしています。
このアバナフィルという成分ですが、実は、元々は日本の田辺三菱製薬が開発した物質で、2001年に海外(一部のアジアを除く)での開発、販売権をVIVUS社に譲渡したという経緯があります。
VIVUS社が新しい薬として開発を進めて2012年にFDA(アメリカ食品医薬品局)にて承認されたことで知名度が一気に広がり、ステンドラという商品名で発売されました。
VIVUS社は製薬会社としての規模が小さい為、普及するのに時間がかかったと言われていて日本でのアバナ(ステンドラ)と言う名前はあまり知られていなかったのですが、徐々に認知されてきているED治療薬です。
そしてアバナというのはステンドラのジェネリック医薬品でもあります。
アバナ(ステンドラ)の有効成分「アバナフィル」
ステンドラも他のED治療薬と同じようにPDE5という酵素を妨げることで勃起を維持させるもので化学式で表すと非常に似ています。
PDE5を阻害することで性的な興奮が起きると、脳が一酸化窒素を供給する指令を出すと、cGMP(サイリックGMP(グアノリン一燐酸))と呼ばれるものが生成され、cGMPによって周辺の器官の血流が増していきます。
このcGMPの働きを中止させるために分解をするのが、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素になります。
このPDE5を阻害する男性の性器への血流が拡張されて血流が十分に集まるようになり、正常な勃起が維持されるようになります。
そして非常に早く効果が持続するので即効性が高いED治療薬といえます。
アバナ(ステンドラ)の特徴
アバナ(ステンドラ)の特徴はやはり使いやすい万能型のED治療薬であると言うことです。
今までのED治療薬で即効性があるED治療薬といえばアバナ(ステンドラ)でした。大体服用してから30分ほどで効果を発揮し始めて最も効果を発揮するのが45分ぐらいでしたが、アバナ(ステンドラ)はそれよりも早い30分ほどで最大効果を発揮すると言うのが魅力です。
空腹時に服用した場合では15分ほどから効果を発揮するのでベッドインと同時に服用しても十分間に合う即効性がありますよね。
さらに食事の影響を非常に受けづらいと言うこともあり、今までのED治療薬の中で最も影響されなかったのがシアリスだったのですが、それと同等以上に受けづらいと言われているのです。
効果の作用時間はバイアグラと同等程度です。
行ってしまえばバイアグラが即効性が出て、さらに食事の影響を受けづらくなったという認識でいいと思います。
また今までのED治療薬は西洋人や欧米人向けに開発されていたのですが、アバナフィルを開発をしたのが日本の田辺三菱製薬が開発した物質であるため日本人をはじめとしたアジア人に合っていると言われています。
アジア人の人口比率は年々増加傾向にあるため当然アジア人向けのED治療薬が開発されたと言っても驚くことではないですよね。
偽物に注意しなければいけない
アバナ(ステンドラ)はまだ日本で認可されていない薬です。
日本は本当に新しい薬が誕生してもいい意味で慎重であり、悪い意味で言うと最先端の薬が試せない国でもあります。
医療大国と言われていたのはもう昔の話であり、医療先進国にはだいぶ差がつけられてしまっています。
そしてアバナ(ステンドラ)はまだ認可されていないからこそ海外から個人輸入をしなければ手に入れることが出来ないED治療薬でもあります。
だからこそ個人輸入をしようと思ったらインターネット上に多く出回っている医薬品のほとんどが偽物ですから偽物か本物かどうかを見極める専門的な知識が必要ですし、きちんと取引してくれるところを自分で見つけなくてはいけないリスクがあります。
アバナ(ステンドラ)を試してみたいと思ったら医薬品個人輸入を代行してくれるサイトを利用するのが一番安全です。
医薬品個人輸入代行サイトを利用する際も信頼性の高いサイトを利用することが大切です。