ICI治療について

ED治療で思い描くものと言ったら一般的にバイアグラなどの経口薬をイメージすると思います。バイアグラが1999年に誕生したことによって実に多くの人がEDが改善されて救われた薬です。

またEDとなる人は年々増加傾向となっていますのでこれからもどんどん薬も改良されるのでこれからも使用者は増えていくことでしょう。

しかし、経口薬のED治療薬というのはすべての人に効果が出ると言うものではないのです。

ED治療薬の効果としては実に80%もの高い有効性を示しますが、逆に言えば残りの20%、100人中20人の人が効果が現れない、もしくはED治療薬を使うことが出来ないのです。

たとえば重度の糖尿病がある場合などはED治療薬が効かない傾向にあります。さらに心臓に疾患を持っていてニトログリセリン製剤を服用している場合は併用禁忌薬に当たりますので服用してはいけません。

そういった人たちはEDのまま性行為を諦めて暮らしていかなくてはいけないのか!って思うかもしれませんが、そういった人にも勃起を促す治療方法があります。

それがICI治療と言うものです。

このICI治療を受けた方の実に98%が効果を感じたと言われていて非常に高い効果が期待できる治療法です。

ただし、ICI治療は日本では未承認のため、基本的に自己責任になってしまいます。

ICI治療の特徴

ICI治療は専門の医者が調合したプロスタグランジンE1製剤を、直接注射で陰茎海綿体に注入して強制的に勃起させる方法のことをいいます。

バイアグラなどの内服薬のED治療薬は、性的刺激を受けないと勃起が起こらないのに対して、ICIに関しては性的刺激を受けなくても強制的に勃起が起こります。

直接陰茎に針をさすって痛そう・・。って誰もが思いますし、不安ですよね。しかし、針の大きさは髪の毛ほどしかなく、薬の量も0.1cc~と少量でチクッとする程度で済みます。

最初の注射は専門の医者に指してもらい針の刺し方や注意点を説明されますが、二回目からは自分で注射をする必要があります。

持病にも影響を与えることもなく、使用者を選ばないので安心して利用できます。

直接陰茎に注射をするので血中を巡ることもないので注入してから5~10分ほどで勃起が始まり最大の膨張に至るのが大体30分前後です。

個人差はありますが、持続時間は3時間程度で射精後も勃起が持続するので、EDに悩む方だけじゃなく、早漏の方からも注目されている治療法です。

ICI治療は非常に効果的な治療法ではありますが、あまりICI治療をしたがらない人が多いです。

その理由としてはやはり怖い!というのが上げられますよね。

やはり自分で陰茎に注射をしなければいけないということで恐怖心が出てきますよね。

注射を携帯しなければいけないということで準備が面倒と思う人もいますが、慣れてくればそこまで自分で注射を指すこともネックになることはありません。

ICI治療は高い

ICI治療が流行らない理由として一番の理由が高い!という点です。

ICI治療は日本では未承認のため一回あたりの施術に対して高いと言うネックがあります。

バイアグラなどのED治療薬は大体1錠1500円~が一般的な値段です。さらにジェネリック医薬品だと安く購入することが出来ます。

しかし、ICI治療の平均価格は1回1万円程度かかります。セックスするごとに1万円かかるわけですからなかなか手を出せないものですよね。

98%以上の効果が見込めてさらにED治療薬を使えない人であっても利用できるとあっても経済的負担がネックですよね。

感度が下がる!

ED治療薬を使えない人からして非常に助かるICI治療ですが、高いと言う以外にもう一つネックと感じるのが感度が鈍くなってしまうと言う点です。

ED治療薬は性的欲求が起こって初めて勃起に至ります。つまり体全体で性行為をするという感情が高ぶって行うのに対してICI治療は強制的に勃起をさせるので感度が大幅に下がってしまうことがあるようです。

男女の性行為というのは雰囲気が非常に大切ですが、強制的に勃起に至ると言うことで気持ちが萎えながら性行為をするということにもなります。

ICI治療しか選択できない人

ED治療においてまず患者に使用を勧めるのがバイアグラをはじめとする内服薬です。

しかし、狭心症や心筋梗塞の治療に用いられるニトログリセリン製剤や、不整脈の治療薬であるアミオダロン、アンカロンを服用中の方、肝臓に重度の障害がある方などではそもそもED治療薬の処方が出来ません。

持病をお持ちの方は最初は通販で購入せずに病院に行ってED治療薬を使ってもいいか確認しましょう。

神経に障害がある方などは内服でのED治療では効果が得られないことがありますのでICI療法を選択する必要があります。

ICI治療の副作用と注意事項

副作用と注意事項

ICIは安全性も高いですがごく稀に皮下出血や、局所のむくみなどが見られることがありますが、重篤な副作用は認められていません。

ただし気をつけたいのが、稀におこる「持続勃起症」です。

注射後、4時間以上勃起が続く場合は、放置すると海綿体が障害をきたす恐れがありますので専門医の受診が必要となります。自己注射をする場合には、注射方法や薬の容量などをしっかりと守って使用するようにして下さい。

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